干し芋の品種、いろいろ。

たまゆたか(玉豊)

芋の形状が玉のように豊満で、かつたくさん収穫出来ることから、その名の由来。
毎年たくさんのサツマイモが品種登録されるなか、1961年に品種登録せて以来、60年以上干しいも用に生産され続け、干し芋=玉豊といっても過言ではないほど、ポピュラーな品種です。
たまゆたか(玉豊)の干し芋は、噛めば、噛むほど、やさしい甘みが奥から
にじみ出てくる、奥深い味わいが特長。飽きのこない不変のおいしさは、
茨城が誇る伝統の「The ホシイモ」です。
べにはるか(紅はるか)

2012年に品種登録された比較的新しい品種です。
芋の外観や食味が既存品種よりも「はるか」に優れていることから命名されているだけあり、干し芋用だけでなく、 焼き芋や焼酎など幅広く用いられている人気の品種です。
べにはるかの干し芋としては、ねっとりした食感で糖度が高く、見た目も美しい黄金色。
噛んだ瞬間からまろやかな甘みが口に広がる、人気の品種です。
いずみ(泉)種
正式には「泉13号」という品種です。
古くから干し芋加工用として用いられていますが、収穫量が少ないことから、 ここ数年でだいぶ生産量が減ってしまった希少な品種です。
芋本来の力強い風味が感じられ、根強い人気があります。
品種によっても大きく味わいの異なる干し芋。基本的にどの品種のサツマイモでも干し芋を作ることはできますが、マルヒでは、ひたちなか地域ならではのおいしい干し芋を追求し、干し芋作りを行っています。ここでは、当社の干し芋に使用しているさつまいもの品種をご紹介します。